○STORY

丸田幹生は、ぼんやりと下北沢の真ん中でシャンソン喫茶を経営している。
映画監督を夢見ていた彼は10年前、自分たちが通っていた都立新代沢高校のクラスを占拠されるデモに出会う。
犯人は、当時まだ噂に過ぎなかった『下北沢再開発』に反対して3年A組を丸々占拠し、空白の4時間40分を経て警察に射殺される。
その空白の時間にカメラを回していた丸田は、一本のドキュメンタリー映画を作り、脚光を浴びた。

そして10年後。丸田は映画監督ではなく、シャンソン喫茶を経営している。
そこに元同級生の堤 慎一郎と、同じく元同級生で元恋人の榊原育枝がやってくる。
彼らが言うには、あの3年A組は「あの事件からずっと呪われたまま」なのだと言う。
「10年前に救えなかった彼らを救ってあげようよ」と提唱した方法は<新しい映画を撮ること>だった。

今回のターゲットは、援助交際疑惑をかけられぶっ壊れてしまった友部まどかと、
占拠した犯人と格闘してヒーローになったが、行方不明になってしまった元担任の徳永 清

果たして、彼らはクラスメートたちを救うことが出来るのか。
小さな小さな、波乱の同窓会が始まる。


10年前の過去の歪に、過去に戻るのではなく現実でそのまま立ち向かう、リアルタイム・リアルスペースのソリッドパーティー。








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